カルマとは|人生を好転させる方法

カルマとは、「」とも「因果応報」とも言えます。どちらも生まれ持った運命のようなもので、前世での行いが巡り巡って自分に却ってくるという考えです。

この記事では、カルマについてより詳しく掘り下げ、人生をより良く生きるためにはどうしたら良いかを具体的に説明します。今後どのように生きていいかと悩んでいる人は、是非チェックしてみてくださいね。

カルマとは

カルマの本来の意味は、インド仏教の教えから来ています。サンスクリット語では、カルマンといい、中国語に訳された時に「業」とつけられ、日本でも定着することとなりました。

カルマは人の行いを指しますが、大きく3つに分類されます。

  • 口で言うこと(口業)
  • 行うこと(身業)
  • 思うこと(意業)

「え? 思うことも!?」と思った人もいるかもしれません。たとえ心で思っていたとしても、それを言葉にしたり行動に移さなければ大丈夫と思いがちですが、仏教では思うことすらも該当します。なぜなら、口で言ったり行動したりする元になるのは、その人が”思ったこと”だからです。そのため、3つの業の中で意業が一番重要とされています。

カルマは、良いことも悪いことも自分に返ってくるという考え方です。良いことを思ったり行ったりすれば良いこととなって返ってくるし、悪いことを思ったり言ったりすれば、悪いこととして形を変えて自分の元にやってきます。すなわち、「因果応報」というわけです。

カルマはいつ返ってくる?

人は輪廻転生して何度も生まれ変わりますが、カルマは魂に蓄積されます。前世のカルマは今生に引き継がれ、今生のカルマは来世へと引き継がれるのです。

前世で善い行いをした人は、今世でも人間関係に恵まれていたり、何もしなくともお金に困らないといった人生を送ることができます。

また、カルマは生きている内に返ってくることもあります。昔話などではカルマが度々取り上げられていますが、有名なのは「こぶとり爺さん」や「花咲かじいさん」などでしょう。

例えば、朝電車で人に席を譲ったとしましょう。すると、同じ日に同僚からコーヒーを奢ってもらったり上司に褒められたりといった、ちょっとした嬉しいことがある場合があります。こんなことも、善い行いが自分に返ってきたと言えます。

反対に、いつもネガティブ思考で人のことを思いやれず、自分の利益だけを考えていると、何年か後に人に裏切られたり騙されたりすることがあります。これも、悪い思考や行いが、巡り巡って数年後に自分に返ってきてしまう例です。

カルマをなくすには?

残念ながら、悪いカルマをなくすことはできません。「あの世に持っていけるのはカルマだけ」と言われるように、良いカルマも悪いカルマも魂について回ります。

現在起こっていることは、過去(過去生)のカルマが返っているものなので、今から覆すことはできません。しかし、上記で説明したように、小さなカルマなら短いスパンで返ってきます。
ということは、小さいカルマをたくさん積み上げれば、小さな良いことが返ってくるということになります。

つまり、悪いカルマが巡ってこないようにするためには、良いカルマを積むことです。

1.小さな幸せを感じる

小さな幸せを感じるコツは、”当たり前のことが当たり前であることを改めて見直し、幸せを感じる”ということです。たとえば、温かい布団で眠れること、ご飯を食べられること、健康であること等々。

「今日もご飯が食べられて幸せだなあ」
「会社の人が笑顔で挨拶し返してくれた」
「今日も定時で帰れた」
「お茶が美味しい」
「店員さんが感じのいい人だった」

数え上げればキリがありません。1日のうち、いくつでも幸せを感じるタイミングがあります。
小さな幸せを感じるというよりは、小さな幸せを感じる感度を研ぎ澄ますと言ったほうがピッタリかもしれません。

そして、小さな幸せを感じると、自然と次の感情が生まれてきます。

2.感謝する

小さな幸せを感じると、思わず何かに対して「ありがとう」と言いたくなりませんか?感謝は小さな幸せと少し似ていますが、感謝は幸せを感じたら湧いてくる感情です。

「ありがとう」は感謝の言葉です。ありがとうを漢字で書くと、「有り難う」。
「有り難い」とは、通常なら起こらないようなことが起こることです。

”有り得ない、有り難い”

ありがとうと言葉にすると、言われた方も言う方も、心がちょっとだけ暖かくなってほっこりしますよね。感謝することは、相手に対しても自分に対しても、良いことをしていることになります。

感謝する対象は、人だけではありません。ペットや植物、滞りなく動く機械、回ってくる仕事、洋服、靴、かばん、街路樹や林、果ては自分の体の中の細胞まで。

「いつも元気でいてくれてありがとう」
「今日もきちんと動いてくれてありがとう」
「この仕事のおかげで成長できる。ありがとう」
「私をいつも包んでくれてありがとう」
「リラックスさせてくれてありがとう」
「不眠不休で動いて私を生かしてくれてありがとう」

感謝は必ず自分に返ってきます。1日最低1回でも何かに感謝をすれば、良いことがきっと起きますよ。

3.想像力を働かす

ここでいう想像力とは、人間関係などで嫌なことが起きた場合の想像力です。
例えばメールを送った相手からなかなか返事が来ないと、
「どうしてすぐに返事をくれないの!」と怒る人がいると思いますが、怒りが湧いてくるのは、自分が蔑ろにされたと感じるからです。

しかし、ちょっと想像力を働かせてみると、違う角度から考えることができます。

「もしかして、今スマホを見られない状況かも」
「忙しくて返事を打てないのかも」

そう考えるだけで、平常心に戻れます。
思い込みとは恐ろしいもので、事実を確かめる前から自分の中で思い込みを膨らませてしまうと、あとで余計なトラブルに発展したりすることもあります。

しかし、想像力を働かせて一旦平常心になり、あとから事実確認すれば、「今朝、スマホ忘れて出かけちゃったんだよ」など、思いも寄らない返事が返ってきたりするのです。

また、上司から怒られた、仲の良い友だちに無視されたなどもあるでしょう。
しかし、もしかしたら相手は虫の居所が悪かっただけかもしれないし、あなたと関係のないところで嫌なことがあったのかもしれません。

なにか自分にとって嫌なことが起きたとしても、「私は何もしていないのに、相手がなんだか怒っている、辛く当たってくる」ということが結構あります。本当は八つ当たりなのですが、誰にだって感情を抑えきれないこともありますよね。

もし、不当に怒られたり辛く当たられたりした時は、想像力を働かせてみると平常心を保つことができ、疑心暗鬼や余計な不安などを抱かずに、事実を確認することができますよ。

疑心暗鬼や不安は、本来あるはずのない悪循環を呼び込んでしまう場合があります。すると、良いカルマから遠のいてしまうので、まずは想像力を働かせてみてください。

4.安心できる居場所を作る

安心できる居場所とは、自分が素に戻れる場所、全部さらけ出しても大丈夫な場所のことです。

人は、居場所がないと心もとなくなります。誰かに認めてもらいたいという承認欲求や、褒めてもらいたいという欲求、必要とされること・必要とすることで自分の価値を見いだせるという依存…、これらは心の中に居場所を作りたいという無意識から来ています。

居場所は安心・安全な場所で、無条件で受け入れてもらえる場所です。

居場所はお風呂やお気に入りのカフェなど何でも良いのです。また、居場所となるのは場所だけでなく、人や時間の場合もあります。友人や趣味の仲間、1人でまったりと過ごす休日、夜寝る前のリラックスタイムなど。

自分で自分のことを受け入れることを「自己受容」といいますが、安心できる居場所は自己受容そのものです。リラックスして、心の底から笑ったり、泣いたり、ときには悔しがったり。しかし、それも全部自分だと受け入れられる場所や空間、人とのつながりなどが、居場所となります。

”ここが私の安心安全な居場所”というものを持つと、心が自然とフラットになり、幸せや感謝を感じられる余裕が生まれてきますよ。

5.善い行いをする

最後に、これは本当に良いカルマを作り出す本命です。

善い行いは、必ず自分自身に返ってきます。「自分に返ってきますように」などと邪なことは考えず、困っている人がいれば助け、人の役に立つといいなと思ってすると、良いカルマになります。また、善行の押し売りもいけません。

善い行いは、席を譲る・寄付をする・落とし物を届けるなどもありますが、日頃のちょっとしたことでも良いのです。人が落としたものを拾って手渡したり、荷物をたくさん持っていて手がふさがっている人にドアを開けてあげたり。また、コンビニでお釣りの小銭を寄付金BOXに入れるのだって立派な善行です。

そんな日常の中でのちょっとした善い行いが積み重なって、あとから自分にラッキーなことやいいことになって戻ってきます。

カルマで人生を好転するまとめ

カルマは自分の行いや思いが、形を変えて戻ってくるものです。日頃から悪いカルマをなくし、良いカルマが戻ってくるようにする以下の方法をご紹介しました。

  1. 小さな幸せを感じる
  2. 感謝する
  3. 想像力を働かせる
  4. 安心できる居場所を作る
  5. 善い行いをする

上記を心がけていれば、生きることが楽しくなり心に余裕が生まれ、意識してやろうとしなくても自然に善行をするようになります。そして、良いカルマの循環が生まれることでしょう。

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