西洋占星術やホロスコープを簡単に説明! 読解サイトもご紹介します

西洋占星術とは、一般的に言う「星座占い」のことです。

「星座占い」で今日の運勢をチェックするのが日課になっている人も多いのではないでしょうか。

雑誌やTVでよく見る簡単な「星座占い」は、ごく簡易的なもので、間違いではありませんが、正直かなり雑になっています。

ここでは、一般的によく知られているけれど、実は奥が深い「西洋占星術」について、ご説明します。

むかし西洋占星術は「学問」だった?

西洋占星術は昔、天文学と占星術という未分化された分野でした。多くの文明がそうだったように国政を司る重要な術で、膨大な研究が重ねられています。

西洋占星術の起源は、遠くバビロニアにまでさかのぼります。

どの文明も、星の動きは神のなせる技として、地上に起こる出来事の兆候を占っていたように、初期は天体と神を結びつけていました。

西洋占星術が個人について占うようになったのは、天文学が発達してきた紀元前1千年紀半ばからです。

ギリシャでは、天体の位置と宇宙の法則を予測するため、緻密な計算が必要とされ、個人の星の位置を示すシステム「ホロスコープ」が発明されました。

ホロスコープは、出生年月日や時刻、生まれた位置を天体と照らし合わせ、その人の資質や性格傾向、運勢などを統計から割り出すものです。

その後ローマ、アラブに引き継がれ、洗練を繰り返しています。

20世紀にはユング心理学の流れである神智学や、ニューエイジのオカルティズムの影響もあり、出来事の予知という色は薄まっています。

現在では、占星術を簡易的に表した12星座の占いが雑誌やメディアで一般的に定着しており、ホロスコープもコンピュータで簡単に作れるようになったのをきっかけに人気が再燃しています。

西洋占星術の種類

現代では、西洋占星術はたくさんの枝分かれをしています。

いわゆる「星占い」と呼ばれるものは、ホロスコープで惑星の配置を12に分けたうちの太陽の位置を示したもので、簡易版のようなものです。

西洋占星術の手法は、詳しくは以下のようなものがあります。

  • ホロスコープ
  • サビアン
  • ハーモニクス
  • ハーフサム
  • ホラリー
  • マンディーン

ホロスコープ

ホロスコープとは、個人が生まれた時に、太陽系のどの惑星に位置していたかを表す360°のチャートです。

チャートには、天体のほかに星座(サイン)12の室(ハウス)座相(アスペクト)があり、それらを読み解いてその人の資質や人生の傾向を導き出します。

サビアン

ホロスコープは12室に分類しますが、サビアンは360°を1°単位で細かく分けて見ます。

そのため、同じ星座と一括りにするのではなく、たとえばおひつじ座の生まれでも多種多様な資質や人生傾向が分かります。

ハーモニクス

共鳴占星術や調波占星術とも呼ばれており、音楽の「倍音」のように人と人との相性を見るときに「共鳴率」という倍音の考えを用いた独特な技法です。

共鳴率は日々変化し、相性の良い日や良くない日を割り出すことができます。

ハーフサム

2つの点の中間(ミッドポイント)を計算し、そこから45°間隔に割り出した位置を見て、人生で起こることや環境などを見る手法です。

具体的には愛情、疾病、成功などを見ることができます。

ホラリー

生年月日ではなく、質問をもとにホロスコープのチャートを作って読み解く手法です。

人生や資質というよりは、その時やごく近い将来を占います

マンディーン

マンデン占星術とも呼ばれ、国や組織など大規模な集団を占う占星術です。

春夏秋冬を3ヶ月毎に区切った「四季図」を用いて四半期ごとの情勢を占います。

ホロスコープの用語と作成サイト

ホロスコープは360°の円を分割したチャートですが、様々な図形が散りばめられていて難解ですよね。

ホロスコープは講座などもあるように、簡単に習得できるものではありません。

そこで、ここでは読み解くのに必要な用語の説明と、インターネットで簡単に作れるサイトをいくつかお教えします。

これが分かれば、ご自分のチャートを無料で簡単に作ることができますよ!

ホロスコープの難しい用語をサクッと説明します!

ホロスコープは4つの要素から成り立っています。

  • 天体
  • サイン(星座)
  • ハウス(12星座の室)
  • アスペクト(座相)

これだけ聞いても何が何やらですよね。

それでは、ひとつずつ説明していきますね。

天体

天体は、月、水星、金星、太陽、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の10の惑星を指します。

惑星にはそれぞれ司るものがあるとされ、

  • その人のパーソナルな部分に影響するもの
  • 社会の中で活かせる資質に影響するもの
  • 世代的な意識を表すもの

に大分されています。

たとえば月はその人の感情のパターンや無意識の傾向などを表します。

サイン(星座)

サインは私達が12星座と呼んでいる一番馴染み深いものです。

正確には「黄道12宮」といい、太陽の通り道(黄道)を30°刻みで分割しています。

サインにはそれぞれ特徴があり、次のように分類されます。

  • 2要素(陰陽)→男性・女性
  • 3区分(行動タイプ)→活動、不動、変動
  • 4元素(価値観)→火、地、風、水

「これだから良い、これだから悪い」ということではなく、お互いに補い合ったりする基になる性質を表します。

サイン 陰陽 行動タイプ 価値観 象徴的な意味
牡羊座 活動 情熱的、精力的、個人主義
牡牛座 不動 慎重、温和、現実的、堅実
双子座 変動 柔軟、好奇心、敏感、流動的
蟹座 活動 家庭的、親切、順応、防衛
獅子座 不動 活発、プライド、多彩、勇敢
乙女座 変動 知性、分析、批判、丁寧
天秤座 活動 協調、楽観的、八方美人
蠍座 不動 繊細、粘着、情緒、積極的
射手座 変動 正直、優雅、衝動的、飽きっぽい
山羊座 活動 真面目、忠実、堅実、利己的
水瓶座 不動 人道的、社交的、自由
魚座 変動 空想、感覚、直感的、同情的

たとえばおひつじ座の人の場合、次のような性質を持っていることが分かります。

  • 陰陽では陽のグループで、男性性や社交性、行動力の要素を強く持つ
  • 行動タイプは活動宮で、リーダータイプや姉御肌
  • 四元素では火で、直感的で楽天的ですが、熱しやすく冷めやすい面を持つ

中には当てはまらないと思うこともあると思いますが、大体の性質としてこのような傾向を持ちやすくなります。

ハウス(12星座の室)

天体が活動する場所のことで、12の室に分かれています。ハウスは1に対し7、2に対し8というように、反対に位置するハウスと補完関係にあります。

その天体が、どのハウスにいるかによって、影響される事柄が変わってきます。

ハウスは持って生まれた資質、仕事や経済、コミュニケーション、恋愛や健康などに分かれています

ハウス 象徴的な意味
第1ハウス 生まれ持ったもの、自我、個性、体質、容貌
第2ハウス 所有、経済、財産、収入、物質、才能
第3ハウス 知性、コミュニケーション、自己表現、国内旅行
第4ハウス 家庭、家族、不動産、心の拠り所
第5ハウス 創造、趣味、快楽、芸術、恋愛
第6ハウス 健康、肉体、藤堂
第7ハウス パートナー、契約、結婚、ライバル
第8ハウス 遺伝、遺産、セックス
第9ハウス 学問、思想、信仰、法律、海外
第10ハウス 社会、組織、職業、地位、名誉、権威
第11ハウス 社交、友人、連帯
第12ハウス 障害、魂、犠牲、慈悲、束縛、隠されたもの

アスペクト(座相)

アスペクトとは2つ以上の惑星間が作る角度で、角度によって意味を表すものです。

天体は、アスペクトを形成することでエネルギーの増強、対立や葛藤、課題の提示などの意味をなしていきます。

角度 名前 意味
コンジャンクション 惑星の意味が良い方と悪い方両方に働く可能性がある
60° セキスタイル 惑星の意味が調和して良い方に働く
90° スクエア 葛藤や障害の可能性がある
120° トライン 惑星の意味をさらに良い方に発展させる
180° オポジション 対立や緊張を生みやすい

アングル

アングルは、人生の方向性や転換期が分かる、重要な4つのポイントです。

出生図を見た時、近くにこの近くに惑星があるときや、現在進行している惑星が通過する時、強い影響を与えます。

  • ASC―DSCが作る横線(地平線):個性を活かしてくれる協力者
  • MC―ICが作る縦線(子牛線):人生の方向性やゴール、社会との関わり方
ASC(アセンダント。春分) 第1ハウスの起点。上昇点。生来の氣質
MC(冬至) 第10ハウスの起点。天頂点。人生の方向
DSC(ディセンダント。秋分) 第6ハウスの起点。下降点。社会向けの顔
IC(夏至) 第4ハウスの起点。天底点。無意識の心

簡単にホロスコープが作れるサイトをご紹介

前章で用語の説明をしましたが、これだけ見てもとても難しそうですよね。

ただ、なんとなくそれぞれが複雑に絡み合って、求める答えを導き出すという雰囲気はおわかりになったのではないかと思います。

ホロスコープは複雑で、手作業で作るのは容易なことではありません。

でも、現在ではコンピューターでサクッと作れる無料のサイトがいくつもあります。

ここではそのいくつかをご紹介しますね。

ちなみに、ホロスコープを作る際に必ず必要なのが次の3項目です。

  • 生年月日
  • 生まれた時刻
  • 生まれた場所

それでは各サイトで、あなたのホロスコープを作ってみましょう。

【メトロポリタン占星術研究館】

ホロスコープを作成した後、無料で診断ができるサイトです。読み解きまでやってくれるのはこのサイトだけ。

【無料ホロスコープ作成サイト My Astro Chart】

シングルホロスコープ、二重ホロスコープ、出生図(ネイタルチャート)、ムーンカレンダーなどが無料で作成できます。

【nut’s wheel】

名前、出生日時などを入力するだけで、お手軽にホロスコープを作成できるサイトです。

場所は緯度経度を入力しなければなりませんが、「経緯度」をプルダウンすると「都道府県」が選択できるので、おおかたの場所が特定できるしくみです。

相性はどう見ればいいの?

ホロスコープで男女の相性を見る場合、金星と火星が鍵となります。

女性にとって男性の火星がどの位置にいるか、また男性にとって女性の金星がどの位置にいるかで占います。

二人のホロスコープを作成し、お互いの火星と金星のアスペクトが120°であれば、最高の相性となります。

とは言っても自分で読み解くのはなかなか難しいので、ここでもおすすめのサイトをご紹介しますね。

【The Horoscope】

【東洋・西洋占星術】

【現役プロ占い師たちの無料占い】

どのサイトもホロスコープを作ったあと詳しい解説をしてくれますよ。

無料の当たる占星術をご紹介!

今回は基本のホロスコープを中心にご紹介しましたが、このほかにもインターネット上で簡単に占える占星術のサイトがたくさんあります。

「当たる」と評判のいくつかのサイトから、その一部をシェアしますね。

おもしろ前世診断

アフロヘアの魔女っぽいおばあさんが進行役で、前世の属性やキャラクターを教えてくれます。

内容は意外としっかりとしていて、前世からのカルマを読んでドキッとする人もいるかも知れません。

【あのにます無料占い】

最初に出生データを入力すると、生まれつきの運勢のほか勝負運が強い日時や失敗しやすい時、成功しやすい時などが簡単に占えます。

【運命の世界】

今の星の影響のほか、仕事・恋愛・金運の180日間までの未来予測が出来ます。

西洋占星術やホロスコープのまとめ

西洋占星術は、古の昔から研究された占いです。

重要なのは、占いでそうなっているからといって、必ずしも起こるとは限らないということです。

西洋占星術は、天体と膨大なデータを分析してできた統計学の上に成り立っているというのがミソです。

事前に起こりやすい出来事を知っていれば、それに対して対策を立てられるというわけです。

占いは、「運命だから」と決めつけるのではなく、起こるかもしれない出来事に対してどう対処するかの指針にしてほしいのです。

ホロスコープを読み解くには、複雑なそれぞれの意味を知らなければなりませんが、今日ではコンピューターで読解してくれるサイトが多数あります。

お気に入りのサイトをみつけて、今後の人生にぜひお役立てください!